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交響詩「ローマの祭り」/O.レスピーギ



ローマ3部作の中でも最後に作られた交響詩です🎵





ローマの祭りは

Ⅰ. チルチェンセス

Ⅱ. 五十年祭

Ⅲ. 十年祭

Ⅳ. 主顕祭

の4曲からなっている交響詩です。




この曲の題材は曲名の通りですが


古代から近代までのローマの祭りを舞台にしているところがポイントです😊




今日はその中でも「Ⅰ. チルチェンセス」の紹介をしようと思います!






"チルチェンセス"はコロッセオで行われていた古代の祭りです。














観光スポットとしてとても有名な場所ですよね!







当時、このコロッセオで行われていた祭りは


今の私たちが想像するような楽しいものではなく


キリスト教徒を弾圧するために殺し合いのショーを行う場所でした。




そこに登場する猛獣の鳴き声や、見世物にされた人の叫び声、


そんなショーを見て興奮する観衆の声などがオーケストラで表現されています。




レスピーギのオーケストレーションの多彩さに感動すると同時に


この曲を聴くと曲の背景を考えていつも苦しい気持ちになってしまいます…





音楽とは関係ないですが


何が行われていた場所だったか理解して観光をすると


また違った物の見方ができて面白いですよね✨




それでは👋

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